業界の悪しき習慣排除で簡単に患者満足度100%歯科医師になれる
歯科業界にもパライムシフトを
一般的に過去の歯科医師は開業医となる事が多く、いち歯科医師として定年も無く一生働くことが出来き、生涯高収入を得ることも出来ていました。
そこには特別な考えや能力、特徴を有していなくても患者が集まり、社会から高い評価や収入を得られることが当たり前という時代の風潮があったからかもしれません。
簡単に言えば、誰がやっても成功者となり得たと言うことでしょう。
しかし現代に至り、歯科医師や歯科医院は患者から選ばれる立場となった事で処置内容、方法は勿論、医院の形態や集患方法、それに伴う収入、自己表現や人生そのものまで、多種多様なスタイルが存在し、成功失敗という結果においても二極分化してしまう業界に一変しました。
そしてまた社会からも厳しい評価にさらされている現実からも目をそらしてはいけない状態です。
年間2000件以上の歯科医院が廃院、この数字が物語る意味を、目を逸らさずに直視しなければいけません。
歯科業界に以前からある習慣風習がこの状況を招いているという現実をです。
かつては既得者だからと許されていた歯科業界の慣習、そしてまた歯科医師同士の内輪でのみ通用していた常識が、現在では実は一般社会からみれば完全な非常識と気付かれ到底受け入れられるものではないと社会からNoを出されているという事をです。
この混沌とした歯科業界で勝ち抜くだけならまだしも、一般社会から評価されなければ収入の確保すらままならない今、この現実に対して我々は何を意識しなければいけないのか。
それは「今までの概念を完璧に全て捨てる事」、私はそれに尽きると思います。
今までと同じ考え、周りと同じ考え、これら全てを捨てないと、勝ち抜くことは絶対不可能、下手をすれば生きる事さえもままならないということを強く意識しなければいけません。
当たり前のことを当たり前にやる
大半の開業歯科医師が属するある協会からの情報誌の中に「患者さんからの評価を高める接遇のポイント」というものがありました。
その内容は次のとおりです。
◎第一印象は大切です。ステキな第一印象のポイントは
「笑顔と明るい表情、相手を受け入れるという真摯な姿勢、心にゆとりのある微笑、清潔感のある身だしなみ」
◎あいさつと言葉かけが必要です。さわやか挨拶のポイントは
「まずは自分から明るい声で、いつでも誰にでもにこやかに、相手の目を見てお辞儀とともに、挨拶にプラスαの言葉かけ」
◎態度と立ち振舞いに注意です。良い雰囲気のポイントは、
「きびきびと姿勢正しく礼儀正しく、真心込めた優しい振る舞い、品位のある歩き方とお辞儀、平常心で不平不満を言わない努力」
◎よく話を聞く必要があります。上手な聞き方のポイントは、
「忙しがらず面倒がらずに聴く、先入観を持たずに分かろうとする努力、何度も同じことを言わせない、相手のボディランゲージを読み取るように」
◎話をしましょう。上手な話し方のポイントは、
「同じ目の高さで落ち着いて聞く、表情豊かにいい終わりを丁寧に、簡潔に分かり易く、説得は声量を抑えてゆっくり」
これが歯科業界内に身を置き、日頃から多数の歯科医師に触れている歯科医師以外の人間が歯科医師にはこれが足りないとし制作された接遇ポイントです。
この内容は「難しい」や「接遇」等という次元では無く、残念ながら当たり前のことです。
これ程までの基礎常識をわざわざ指南されなければいけないこの現実、それは先ほど申したように、昔からの悪しき慣習の下作り上げられた歯科業界、かつての歯科医師たちの大罪ともいえるのではないでしょうか。
ここで当法人の理念の骨子をご紹介させて頂きます。
- 社会人意識を持つ
- 社会での歯科医院、歯科医師の評価、ポジションを知る
- 歯科医師目線を完全に排除し、患者目線を持つ
- 増患増益を意識、演出を施し、差別化を図る
- 患者管理の徹底
- 情報提供の徹底
- 悪しき習慣、風習、当たり前の排除
以上に挙げた理念の骨子は、ある意味歯科業界や歯科治療では非常識、一般社会の常識の導入です。
この骨子で作られた理念の下、患者からの高評価や良い結果が無理無駄無くもたらされているのならば、やはりこれまでの歯科業界の習慣や風習は、世間から受け入れられるべきものではないとの証明になるのではないでしょうか。
患者から選ばれる歯科医師になるには、かねてからある悪しき風習を断ち切る、そして排除する。
これが明瞭な答えと考えて良いでしょう。